公開:2017年03月15日
更新:2025年04月12日
助動詞『き』
未然形 せ
連用形 〇
終止形 き
連体形 し
已然形 しか
命令形 〇
助動詞『き』の已然形『しか』例文集となります。

助動詞『き』已然形『しか』例文集
■例文1
古:雨のいと降りしかば、え参らずなりにき。
現:雨がひどく降ったので、参上できなくなってしまった。
(出典元調査中)
※『き』の終止形『き』もあるので、
そちらの例文集にも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473895596.html
■例文2
古:死ぬべき時に、「かくこそ思ひしか」といひけるを、
現:死にそうな時に、「(私は)このように思っていた」と言ったのを、
(出典元調査中)
※係助詞『こそ』(已然形に変える働きあり)があるので連体形『しか』になる
■例文3
古:あゆみしかど、巳の時ばかりになりにけり。
現:歩いたけれども、午前十時になってしまった。
(出典元調査中)
※助動詞『けり』の終止形もあるので、そちらにも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473941219.html
■例文4
古:かくあるうちに京にて生まれたりし女子、ここにて俄に失せにしかば、
現:こうしているうちに京で生まれた女の子が、ここ(土佐)で突然亡くなってしまったので、
(『土佐日記』)
※助動詞『せ』の連体形『し』もあるので、
そちらにも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473895620.html?1583768844
■例文5
古:いとうやうやしく言ひたりしこそ、いみじくおぼえしか。
現:たいそう丁寧に言っていた態度こそ、たいそう立派に思われたことだ。
(『徒然草』67)
※助動詞『き』の連体形『し』の例文集にも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473895620.html
※助動詞『けむ』の連体形『けむ』の例文集にも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473963562.html
■例文6
古:雨のいたく降りしかば、え参らずなりにき。
現:雨がひどく降ったので、参上できなくなってしまった。
(『大和物語』)
※助動詞『き』の終止形『き』の例文集にも掲載
http://logic-kotenkotenpan.seesaa.net/article/473895596.html
■例文7
古:聞き知り顔に、鳴きて歩み来などせしかば、
現:(猫を呼ぶと)いかにもよくわかったというふうな顔つきで歩いて来などしたので、
(『更級日記』)
■例文8
古:片時の間とてかの国よりまうでこしかども、
現:ほんのちょっとの間ということであの(月の)国からやって参りました
※出店元調査中
※新しい例文を見つけ次第、追加していきます
(それなので、進化する記事と思って下さい(笑))
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